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スタンダードカクテル:代表的なカクテルのご紹介
カクテルというと、星の数ほどもあるようなたくさんのレシピがあって、興味はあってもなかなか取っ付きにくかったりしていまいます。バーに行ってはみたもの、何を頼んでいいかわからない、なんてことも。
でも、これからたくさんのカクテルを楽しんでみたいと言う方に、まずはカクテルの基本、スタンダードカクテルをお勧めします。レシピをご紹介いたしますので、カクテルベースやジュースの種類から、まずは自分好みの一杯を見つけて、カクテルの世界を広げていってみてください。
X-Y-Z
ラムベースのカクテル。甘口で、オレンジとレモンの柑橘系の香りが特徴。名前には“究極”という意味と、“もう後が無い”という意味があります。元々はサイドカーのバリエーションとして作られたカクテル。
レシピ
- ホワイトラム/40ml
- レモンジュース/10ml
- ホワイトキュラソー/10ml
強く感じるようなら、レモンジュースの割合を増やしてもOK。また、シロップを入れると飲みやすくなります。
サイドカー
ブランデーベースのカクテル。フルーティで甘みの強いカクテル。すっきりとした後味が特徴です。第一次世界大戦の頃生まれたカクテルで、サイドカーに乗った兵隊が注文したことからこの名前が付いたとされています。
レシピ
- ブランデー/30ml
- レモンジュース/10ml
- ホワイトキュラソー/10ml
ベースのブランデーのメーカーやブランドで味の違いがでます。好きなブランデーを探してみるのも楽しみ方の一つです。
スクリュー・ドライバー
ウォッカベースのカクテル。オレンジジュースとウォッカの組み合わせは口当たりが良く、安心して飲めるカクテル。名前は、建築現場の作業員がウォッカとオレンジジュースをタンブラーに入れ、ドライバーで混ぜていたことに由来します。
レシピ
- ウォッカ/45ml
- オレンジジュース/適量
グラスにオレンジスライスを添えても良いでしょう。
マティーニ
言わずと知れたカクテルの王様。ジン・ベース。作り方は100以上あると言われるほど様々なバリエーションがあります。名前の由来は諸説ありますが、ベルモットを販売していたマルティーニ・エ・ロッシ社が「マティーニ」と名付けたというのが有力。
レシピ
- ドライジン/45ml
- ドライベルモット/適量
あくまでも上記のレシピは参考程度に。ジンとベルモットの割合は好みや作る人によって様々あります。
シンガポール・スリング
ジンベースのカクテル。世界一美しいと賞されるシンガポールの夕焼けをイメージして作られたとても有名なカクテルです。1915年にシンガポールのラッフルズホテルで作られました。
レシピ
- ドライジン/45ml
- レモン/20ml
- シュガーシロップ/1tsp
- ソーダ/適量
- チェリーブランデー/5ml
最後にチェリーブランデーを静かに注ぐのがコツ。
テキーラ・サンライズ
テキーラベースのカクテル。メキシコの朝焼けをイメージしたカクテルです。このカクテルが有名になったのは、英ロックグループ、ローリング・ズトーンズがメキシコ公演中、行く先々で愛飲していたことが話題となったことがきっかけ。
レシピ
- テキーラ/30ml
- オレンジジュース/60ml
- ・グレナデンシロップ/2tsp
トロピカルなイメージで、グラスに花を飾るのも良いでしょう。